83分., HD, ドイツ / 日本 2011
脚本、監督 東 美恵子
撮影 高橋義仁、東 美恵子
照明 花村浩
音声 Magnus Pflüger
メイク 新井みどり
助監督 Susanne Quester
制作担当 花山康大
制作指揮 ミュンヘンテレビ映画大学
プロデューサー Ingo Fliess (if…Productions), 溝上 潔(ツインエムカンパニー)
協力 広島市、広島フィルムコミッション
製作 ZDF・ FFF Bayern
プレミエ FID Marseille 2011
映画祭上映 Fid Marseille, Viennale, Duisburger Filmwoche, Dok.fest München, Asian Hot Shots Berlin, Pravo Ljudski Sarajevo
受賞 Lobende Erwähnung Georges de Beauregard International Prize FID Marseille 2011,
Nominierung First Steps Award 2011
テレビ上映 ZDF 08.08.2011, ZDFKultur 14.8.2011, 3Sat 9.11.2011
ドイツ人小説家ヨハンナが8月の広島を訪れる。 彼女は『ヒロシマの記憶』をテーマに取材を始めるが、しだいに母国ドイツの歴史と向き合い、そして母と訪れた70年代の広島を思い出してゆく…。
物語と平行して流れるのは、広島の現実の時間。 女優ジルバーナ・クラパッチ演じるヨハンナが向かい合う出演者は、みな広島で暮らす人々。それは64年前の原爆投下による被爆者であり、その子孫たちである。 女優ジルバーナはヨハンナ役を演じつつも、一人の人間としての対応を迫られ、ドキュメンタリーとフィクションのはざ間をもさまよう事となる。
『ここで、この広島で、何があったのか、ほんとうにあなたは想像がつく?』
そしてカメラはヨハンナから幾度となく離れ、出演者たちの日々の生活を追ってゆく。